最近では、「終活」や「生前整理・遺品整理」の言葉を耳にする機会が増えているのではないしょうか。
自分自身の終活はもちろんのこと、親の終活・親戚の家財整理などと 突然その必要に迫られ、困っていらっしゃる方も・・・
今回のコラムでは
終活とは どのようなものなのか について
お届けしたいと思います。
■「終活」=「人生をほめるための時間」
就活、婚活、妊活・・と 生きていると様々な活動の機会に遭遇しますが、
全員が経験しうるものが 死ぬということです。
そこに向けての活動、と捉えても良いのですが、
そうではなく、自分の最後が近くなったからこそ 初めて出来る
「人生をほめるための時間」と捉えて 終活を行うのが良いのではないかと思います。
片付けながら、自分のこれまでを見つめなおしてみてください。
■終活の内容
では、どのようなことをしていくのが良いのでしょうか。
主には、「生前整理・遺品整理」の2つに大別されます。
この違いは 文字のごとく 亡くなる前なのか、亡くなった後なのかという違いですが
もう一つの違いは 対象です。
つまり、だれの終活か ということです。
生前整理は 対象は自分、自分以外のどちらもがあります。
それに対し遺品整理は 必ず 自分以外の方の整理になります。
■整理の内容
そして、整理の中身もいくつかに分けられます。
大まかには 生前整理はモノ・心・財産・情報
遺品整理は モノ・心・そして情報です。
モノは家の家財などの目に見えるもの
心は 自分の思い出や青春を整理すること
財産は お金や株など目に見えないもの
そして 情報は、“データ”になります。SNSなどのパスワード、FXなどのログインなど、こちらも目に見えませんが、
ネット上には存在している、というものです。
この整理をデジタル整理と言います。
このように終活は細かく分類され、自分以外も含め誰もが関係するものになります。
■ほめる終活
最初にお伝えしたように、終活は「人生をほめる時間」です。
自分の人生を振り返り、その後の人生をすっきりと生きるための整理、
大切な家族の整理は、その人の人生をほめる時間になります。
または、そんな作業を頑張っている自分をほめる、ということもあるのかもしれません。
どのような場合になっても
終活とはマイナスなものではなく、「ほめる終活」と、
自分から積極的に楽しんで活動してほしいです。
身の回りのことから少しずつ
整理していきましょう♪